2020年 新年のごあいさつ

参議院自由民主党議員会長
参議院議員
関口 昌一

 新年あけましておめでとうございます。先生方におかれましては令和2年の新春を爽やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。  昨年7月の参議院通常選挙の後に開かれた参議院議員総会において、参議院自由民主党議員会長に選任されました。参議院自由民主党議員会長は参議院における最大会派である参議院自由民主党の最高責任者であり、その責任の重大さに身の引き締まる思いです。
 私は、平成29年から2期にわたって参議院国会対策委員長を務めてまいりました。その当時から心がけていたのは、橋諸聖子前議員会長、故吉田博美前幹事長が常々おっしゃっておられた「謙虚に丁寧に」職務に臨むことでした。こうした姿勢での国会運営を皆さんに評価していただき会長の職をお任せいただいたものと考えております。これまでの姿勢を変えることなく、「熟議の参議院」として、しっかりと時間をかけて野党の皆さんと話し合い、丁寧な合意形成を薦め、結論を出していきます。このような重職で国政の場において活動することができますのも先生方の温かいご支援のお陰であり、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
 急速に進む少子高齢化社会のなかで、国民が質の高い人生を全うするために口腔機能の維持・向上が大きな役割を果たします。高齢者に対する歯科医療提供は通常の歯科診療所での提供とともに、医科病院における入院を契機として病院内における歯科医師または歯科診療所による医科歯科連携が求められています。それに伴い病院歯科医師の配置を進めるための政策を推進してまいります。
 また、在宅歯科医療推進に関する事業は、科歯科連携による地域包括ケア体制構築のために継続実施が必要不可欠と認識しており、さらに推進していくための環境設備に努めてまいります。
 さらに、安心安全で質の高い歯科医療を国民に提供していくには、歯科保健医療を支える歯科衛生士の役割が非常に重要です。しかしながら歯科衛生士養成機関の6割が定員を充足していない状況であり、安定的な支援を行う必要があります。「看護師等の人材確保の促進にかかわる法律」の歯科衛生士への適用拡大や支援システムへの予算措置等、歯科医療をさせる人的基礎への施策実施へ取り組んでまいります。
 現在、歯科医師出身の国会議員は決して多くありませんが、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師等医療関係の職務に従事された経験を有する国会議員も多く誕生しており、国民の健康寿命の延伸と世界に誇る国民皆保険の充実に向けて力を合わせて取り組んでまいります。